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2004年4月9日<金魚のうろこ> 田辺聖子
長いこと避けていた作家でありました。なんでかっつーと最初に読んだのがまずかった。作家によってはエッセイに秀でる人も居るし、小説のが抜群に面白い人がいて、氏は後者であって、私が最初に読んだのはエッセイだった。某作家の読書日記で挙げられていた小説を読んでから読むようになったんですな。大阪弁の会話が主体で、関西系の企業でそっちの言葉にまみれて過ごした私にとってはなんか懐かしい感じがする。知ったつもりの大阪の事もしらんことが多いのに気付く。あと、読み手がある程度の歳が行かないと、読んでもつまらない作家ってのも居ますが、氏はそういうタイプだと思われます(向田邦子なんかもそうですよね。10代で読んだってほんとの面白さは判らない)
図書館で借りるのがほとんどですが、あそこのいい点は、気軽に借りれるというとこですね。あたりまえやん、いやそーなんですが、書店だと買わなきゃなんないわけですよ、そうすっと「つまんなかったらどうしよう」というリスクを負うのでどうしても馴染んだ作家の本しか買わなかったりします。すごく狭まりますよねー。図書館はその点いい。くだらねぇ、と思えば途中で読むのよせばいいし、ジャケ買い、ならぬジャケ借り(表装のよしあしだけで借りたりする)もできちゃうし。最近はまず借りて、それから買う。本代だってバカになんないし、場所も取るんでね、買いたい本を買ってたら本に埋もれちゃう。読み返したいと思えば買うことにしてます。
人生リタイヤちっくな人が繰り広げる恋愛模様の話。
ラストの愛のそばがいい出来。
長いこと避けていた作家でありました。なんでかっつーと最初に読んだのがまずかった。作家によってはエッセイに秀でる人も居るし、小説のが抜群に面白い人がいて、氏は後者であって、私が最初に読んだのはエッセイだった。某作家の読書日記で挙げられていた小説を読んでから読むようになったんですな。大阪弁の会話が主体で、関西系の企業でそっちの言葉にまみれて過ごした私にとってはなんか懐かしい感じがする。知ったつもりの大阪の事もしらんことが多いのに気付く。あと、読み手がある程度の歳が行かないと、読んでもつまらない作家ってのも居ますが、氏はそういうタイプだと思われます(向田邦子なんかもそうですよね。10代で読んだってほんとの面白さは判らない)
図書館で借りるのがほとんどですが、あそこのいい点は、気軽に借りれるというとこですね。あたりまえやん、いやそーなんですが、書店だと買わなきゃなんないわけですよ、そうすっと「つまんなかったらどうしよう」というリスクを負うのでどうしても馴染んだ作家の本しか買わなかったりします。すごく狭まりますよねー。図書館はその点いい。くだらねぇ、と思えば途中で読むのよせばいいし、ジャケ買い、ならぬジャケ借り(表装のよしあしだけで借りたりする)もできちゃうし。最近はまず借りて、それから買う。本代だってバカになんないし、場所も取るんでね、買いたい本を買ってたら本に埋もれちゃう。読み返したいと思えば買うことにしてます。
人生リタイヤちっくな人が繰り広げる恋愛模様の話。
ラストの愛のそばがいい出来。
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