<お気に入りの孤独 田辺聖子>
ああしまったなぁ。こういう気分の時に読むんじゃなかった。
判りすぎてどっぷり浸かってしまいました・・・。

友人が緑のビールが美味いよというので、さっき(12:30夜ね)コンビニに走って行った。ちょっと気分を払拭したかったので。夜中に飲むならきつい酒の方が実は好きです。前に住んでいた場所は新宿にえらく近かったので、遠慮会釈なく友人達から「今から飲みにでてこーい」の電話がかかってきたものでした。ええ、ええ大体12時近い時間に(笑)しゃーねーなーとタクシーに乗ると親切な運転手さんが「今から出かけるの?」と心配してくれました。そうやって夜会って一発目に「うーーーん、マティーニ」とオーダーすると友の目が丸くなってげらげら笑いながら「いきなりマティーニ頼むやついるかよ〜!!」
・・ああなんか懐かしいな。あの奔放だった生活が。げげっと言われそうですが、週末飲みに行く時は大体21時過ぎてから行ってました。第一陣が帰る時間帯ですね。終バスで新宿に出て、2時3時まで飲んで帰るってパターン。混む時間なんかのっけから避けるわけです。タクシーで帰ってもしれてる距離なんで電車なんて関係ないし、いざとなれば歩いたって帰れるから。
えーそれはさて置き、緑のビールはキリンとアサヒとでありました。どっちだあと思いつつ両方買って帰って、キリンから一気のみしました。ほお、軽いけどまずまず。次にアサヒ。「げー!」なんですか、これわ。旨味も味わいもなんもないじゃん。これじゃ只の発砲飲料。飲んでられっかこんなもん。・・・友達のお薦めってキリン・・?どうしようアサヒって言われたら(汗)

緑のビール、と言った友達は幼馴染で一番の飲み友達。人生最初の本格的酒は彼女と嗜みました。しかしそれがなんだか間違いの元だったようです。もう一人幼馴染が居て、正月は3人でその友達んちに集まるのが行事のようになってました、学生時代。友達んちは豪邸でやたら広いので洋間を貸しきりにして、こそっと酒盛りをしていたんですがみんな酒の知識がイマイチなくて(一体いつから飲んでいたんだとかは聞いてはいけません)酒を割る、というのは酒を酒で割ることだと思っていたくらい無知でした。で、酒を酒で割ったつまり酒100%を3人でこそこそ飲んでいたんですが(勿論友達のおとーちゃんのお酒コレクションを勝手に)いや〜、私は長いこと気付きませんでした!3人が3人とも酒にやたら強かったということを!自分の酒量のレベルが一般の女子を遥かに凌ぐと判ったのは普通の酒量の友達と飲むようになってからです(遅すぎです)
「普通は〜カクテル3杯くらいだよー」と言う友達。はあ?3杯?それで全部ですか?冗談でしょう?その前にびぃるをジョッキでがぶがぶ飲んで、ウィスキーのボトルを空けて、そんでカクテル3杯じゃないの?と言ったら哀れむような目でみられました・・。
自分ボトルキープした試しがありません。だってボトルって入れたら空きませんか・・違うの・・?
ちなみに私のボトル空けファステスト記録はその友人と2人でブランデーのボトル1本15分で空けました(この際恥を覚悟でその前にビールの3Lのボトルをあけていた事を告白します)この時ばかりは平素顔に出ない性質なんですがさすがに出ました。
まあ呑み助なんで逸話はいくつもあるんですが、例えば「キミみたいな人わざわざ酒飲まなくてもいいんだよね、ウーロン茶で充分」とマジな声音でバーで言われた時や(飲んでも変わらないから)、仕事で関係するおじさまと最初に飲んだ時に、2次会でさあこれからだと思ってロックをがしがしオーダーしていたら「そろそろケーキとか頼んだら?」と懇願されたことや(喫茶店風の店で飲んでいたのです、店が無くて。ちなみに次の日会社であったら先方は二日酔いで自分は酒なんかすっかり抜けてて勿論その後酒の誘いなど2度と無かったです)まあ色々あるんですがいやーしかし酒って類友ですよね。酒に強くて、酒癖のいい人とばっかり飲んでるので多分私の弱点は酒癖の悪い人だろうなあ。ああ流石に今はボトル空けるほどは(多分)飲まないと思います。歳だから・・(爆死)
でも酒飲めるってやっぱりたのしーです。よかった下戸でなくて。
(我が家は酒解禁の家だったのです。父親がさばけていて「どうせ社会人になったら飲まないといけないんだからだったら慣れておいた方がいい」って考えだったのででかい声じゃいえませんが3歳の頃からビールの泡を舐めていたワタクシ。その父親とも二十歳になったとき初めてバーのカウンターで一緒に酒を飲み・・・・・いつもの調子で飲んだ私はあとでしこたま怒られました。「飲みすぎだ!!」だってあんたのせいだよ、それはないよおとっつあん)

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