なんの、なんの

＜一生モン　東理夫　出石尚三　松山猛＞
一家言ありそうなオヤジ達の選ぶ一生モンを紹介する本。
実はこの手の本が好きだ。これでなくちゃ、だのこれだけあればいいってものが好きなんですよ。
私が今、日常的に使っているコップは1つだけ。津軽びいどろの手ふきガラスのコップです。
よく見ると、ゆがみがあったりして（当たり前だ）その湾曲した線や水を注いだ時の佇まいの美しさなんかが見ていて飽きない。
水を湛えた感じもまた美しく、飲み干すのも楽しいコップです（でも形は何の変哲もない普通のですよ）
最近、自分が変わってきたなあと思うのは「見て楽しめる」ものを選択肢に入れるようになってきたことです。アクセサリーなんかで精巧につくられた動物や昆虫のモチーフのものを選ぶって信じられなかったんですが、あれって眺めて楽しむ為にあったんですねー。いやー判りましたよ！
こういう楽しさがわかるのもいいかなって思います。