(・o・)

2005年2月10日
<恋人たちの冒険>
安房直子コレクション5
うーん・・個人的嗜好なのかもしれないですが、童話にあんまり生々しい恋愛を持ち込むのは上手くいかない気がします。
なんかね、その生生しさがファンタジーの世界と相容れないところがあるように思うのです。
そんな中よかったのは、「あるジャム屋の話」
漂う厭世観がグーだったのが「熊の火」このオチは大人向け。

<世界の果ての国へ>
安房直子コレクション6
名作。
これも買わなきゃ!の一冊。異世界に迷い込む話をまとめたもの。
安房さんの異世界に迷い込む話はハッピーエンドの確率が低い。行ったきり帰って来れなくなったり、帰ってきても何かをなくしたり。
ストーブの灯りの中の住民になる「火影の夢」は昔から好きな話ですがやっぱりいいと思います。お屋敷の奥様のなくした耳飾を見つけたものの、返す前にはめてみたばかりに、今までの幸せな生活の秘密が崩れてゆく「奥様の耳飾」も短編ながら秀逸。

安房さんの年賦とか、作品の一覧集が欲しいなあと思っていたらシリーズの最終巻の巻末についていた。
え・・・買うしかないのか(笑)
年賦は興味の無い人はきっとないと思うけど、自分は結構大好きで、展示会や展覧会など行くと(そら興味ないとわざわざは行きませんからな)まずそれを最初にまじまじと読み耽ります。
頭の中でざっと年齢を換算したりなんかしつつ読むわけです。解説なんかもあったら極力読む。小学生の頃から伝記好きだったので、こういうとはそういうのをずっと引きずってきているんだなあと思う。
でもさ、気になるんすよねー、この人がどういう一生を過ごしたかって。知りたい、すっごく。

朝起き抜けの体温が37.1度。
あーやだーねー。ここ一週間ばかりそうで36.6度以下の数値を目にしていない。6.6度だ、と普通にしてるとすぐ上がるし、上がっても37度台の攻防戦。
経験則から死ぬほど寝れば多少はいいんですがいつも知らぬまに治っているので困ったモンだ。確実な対処法を知りたいよのう。

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