日本の作家
2005年3月24日<野上弥生子短編集>
この作家のを最初に読んだのはきっと小学生です、うわよく読んだな、自分。こういう読み方を「読んだだけ」と云うんだろう、うむうむ。
なんとか全集とかいうオレンジのカバーの全十何巻かの中の一遍にあった記憶がございます。
だけど今読んでとても小学生向きではないから、その全集の対象年齢は多分中学生くらいだったんじゃないかなー?と思いながらもそれでもずっとこういう話だったなあと小学生にあらすじを覚えさせる位だったのでさぞ力量のある書き手なんでしょう。
私が覚えていた話は別段、奇をてらったような話では無かったのですから。
しばらく前から日本の作家のものが好きになりました。小さい頃は割と洋物贔屓だったんですね。なんか華やかだし、異国情緒だしみたいな要因があったと思うんですがある時ふと、これは全部翻訳なのだと気づいてから書かれた文章をそのまま原文で読めるというのは素晴らしいことだなと思いました。大学の時、英文法かなんかの教授が「翻訳というのは難しいんですよ、ただ訳しゃいいってもんじゃありませんからね」と言っていたのを思い出します(だから私はいいと思った翻訳物は結構訳者を見たりします。原文の力や、テンション、雰囲気やらをそれをそのまま日本語で表すってのはほんと難しい作業です。訳したものがちゃんと文学になってないといけないわけですから)ま、原文読む語学力がありゃ一番なんでしょーが。
そんなわけで、日本語で綴られた文章を堪能する楽しみってんですかね?それを味わえる作家。
短編しか読んでないんですが、長編に重きを置いた人のようなので、「真知子」とか「迷路」の代表作も読んでみようと思います。
ああ、そんで割と戦時中の生活を取り込んだ話も多く、興味深く読みました。
この作家のを最初に読んだのはきっと小学生です、うわよく読んだな、自分。こういう読み方を「読んだだけ」と云うんだろう、うむうむ。
なんとか全集とかいうオレンジのカバーの全十何巻かの中の一遍にあった記憶がございます。
だけど今読んでとても小学生向きではないから、その全集の対象年齢は多分中学生くらいだったんじゃないかなー?と思いながらもそれでもずっとこういう話だったなあと小学生にあらすじを覚えさせる位だったのでさぞ力量のある書き手なんでしょう。
私が覚えていた話は別段、奇をてらったような話では無かったのですから。
しばらく前から日本の作家のものが好きになりました。小さい頃は割と洋物贔屓だったんですね。なんか華やかだし、異国情緒だしみたいな要因があったと思うんですがある時ふと、これは全部翻訳なのだと気づいてから書かれた文章をそのまま原文で読めるというのは素晴らしいことだなと思いました。大学の時、英文法かなんかの教授が「翻訳というのは難しいんですよ、ただ訳しゃいいってもんじゃありませんからね」と言っていたのを思い出します(だから私はいいと思った翻訳物は結構訳者を見たりします。原文の力や、テンション、雰囲気やらをそれをそのまま日本語で表すってのはほんと難しい作業です。訳したものがちゃんと文学になってないといけないわけですから)ま、原文読む語学力がありゃ一番なんでしょーが。
そんなわけで、日本語で綴られた文章を堪能する楽しみってんですかね?それを味わえる作家。
短編しか読んでないんですが、長編に重きを置いた人のようなので、「真知子」とか「迷路」の代表作も読んでみようと思います。
ああ、そんで割と戦時中の生活を取り込んだ話も多く、興味深く読みました。
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