おっと。これもコロナ・ブックスだった。
コロナ・ブックスのシリーズはいいですね、大好きです。
しかし内容は探していたものじゃなかった。ちらっと違うかなと思ったんですがコロナだったんで手にしちゃったんですね。
でも楽しい本です。
江戸時代の浮世絵ってのはほんとに庶民の楽しみだったんだなあ思いました。絵師が知恵をしぼってギャグ飛ばし描いていたのです。
歌舞伎役者の似絵からすごろくや着せ替え人形やらほら、昔なつかしい上下ひっくり返して見ると違う絵になるってあれとかもこの時代のものだそうです。
羽子板絵なんてのもあって、只の木の羽子板にこれを切り取ってはりつけて、きれいな羽子板の代わりにしてたんだろうなあ。
なんつーか、貧しくてもそれを楽しむユーモアが満ち溢れていたんだね、この時代は。
現代に足りないのはこれかも知れんね。

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