江戸名所図屏風という、実物は出光美術館所蔵のこれがまたでかいんですな、八曲一双縦107.2cm横488.8cmの図屏風を詳細に解説したものです。
この図屏風は歴史の教科書なんかでよくお目にかかるのできっとみんな見たことあると思います。小さいのしかみたことなかったんですけど、これはすごいです。
沢山の人が描かれていて、実に多彩な江戸の人々の生活が描き込まれています。各所を大きくクローズアップして詳細な解説がついているので見て楽しく眺めてたのし。
着物のね、模様なんかもちゃんと描いてあって風俗や文化を推し量る貴重なもんだそうです。
江戸時代には既にグルメマップがあったんですよ、びっくりだよもう〜!「江戸名物酒飯手引草」っつってさ、嘉永元年(1848)に発行されたもんでどこそこの何の店って載ってんですよ。596軒も。
駒方どぜう(現在もある浅草の名店)さんも載ってるそうでーす。

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