神の子どもたちはみな踊る
2005年7月14日 読書
地震(阪神の)のあとで、と称して連作したものをまとめたもの。
被災がどうとかではなく、遠めに薄く地震というキーワードを絡めてあります。
でも浸透してくるような話が多かった(短編6本なんだけどね)タイランドが特に好き。
なんつーか、こういうことを表現しうる人がやっぱり作家としてあるべきなんだよなあってヒシヒシと思った一冊。
くだらないもんばっか読んでるとダメね、ほんと(でもしょーもないもんばっか読んで自分が砂漠になるまで干からびるとよく沁みるのも事実だしなあー)
生きることと死ぬることとは、ある意味では等価なのです(タイランドの中から抜粋)、の一文を考えているんだけどよくわからない。
千葉敦子さんが、よく生きることはよく死ぬ事だとおっしゃっていたけれどそれと似たような意味かしら。それだったらわかるんだけど。
でも千葉敦子さんは経過から(よく生きる)の結論として(よく死ぬ)導き出していると思うんだけれど、生きることというのは経過だけど、この場合、死ぬことというのもここでは経過の扱いのような気がする。うーんわからん。禅寺にでも行って座禅でもしたらわかるんだろうか。
あ、そうそう、千葉敦子さんというのはですね、もう結構前に癌で亡くなられたジャーナリストで、亡くなるまでの日々を朝日ジャーナル(なつかしーな、おい)誌上で手記にして発表していたのです。
すごく凄絶で、でもとても静かで冷徹な文章でした。感傷的になったり感情的になることもなく最後まで綴られてんですよね、すげーです。「死への準備」ってタイトルで出版されています。
被災がどうとかではなく、遠めに薄く地震というキーワードを絡めてあります。
でも浸透してくるような話が多かった(短編6本なんだけどね)タイランドが特に好き。
なんつーか、こういうことを表現しうる人がやっぱり作家としてあるべきなんだよなあってヒシヒシと思った一冊。
くだらないもんばっか読んでるとダメね、ほんと(でもしょーもないもんばっか読んで自分が砂漠になるまで干からびるとよく沁みるのも事実だしなあー)
生きることと死ぬることとは、ある意味では等価なのです(タイランドの中から抜粋)、の一文を考えているんだけどよくわからない。
千葉敦子さんが、よく生きることはよく死ぬ事だとおっしゃっていたけれどそれと似たような意味かしら。それだったらわかるんだけど。
でも千葉敦子さんは経過から(よく生きる)の結論として(よく死ぬ)導き出していると思うんだけれど、生きることというのは経過だけど、この場合、死ぬことというのもここでは経過の扱いのような気がする。うーんわからん。禅寺にでも行って座禅でもしたらわかるんだろうか。
あ、そうそう、千葉敦子さんというのはですね、もう結構前に癌で亡くなられたジャーナリストで、亡くなるまでの日々を朝日ジャーナル(なつかしーな、おい)誌上で手記にして発表していたのです。
すごく凄絶で、でもとても静かで冷徹な文章でした。感傷的になったり感情的になることもなく最後まで綴られてんですよね、すげーです。「死への準備」ってタイトルで出版されています。
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