南仏プロヴァンスの昼下り/ピーター・メイル
2005年9月3日 読書
いいね、池 央耿氏の訳は大好き。
『プロヴァンスの12か月』『南仏プロファンスの木陰から』はもちろん読んでいて(他にもホテルの話とか犬の話やら贅沢の話も)、メイル氏のイギリス人らしいウィットとぴりっと利いた皮肉は健在。
私は知らなかったんですけど、仕事の関係で4年ほど南仏を離れてアメリカに滞在していたようで、これはプロヴァンスに戻ってきてから書かれた、ただいま、プロヴァンス本。
謂れの無い事をいいふらすマスコミへの牽制球も少し増えていた。メイル氏の書くプロヴァンス随筆を読んで、地上の楽園みたいに思っちゃった人が夢抱いてかの地を訪れて期待はずれてがっかりしたという話は山のようにあるらしい。
裏を返せばそれだけ随筆が素晴らしい出来だったということなんだろうけれども、物事はなんでもいい面と悪い面があって、いい箇所の方を指折って数えてそれが悪い箇所より多ければ好きということなんであって、プロヴァンスの悪い点についてはわざと何も書いてないのだなーんて的外れのご意見もあったよう。だけど読めばちゃんと書いてある、驚いた事、面食らった事、時間にルーズな事、約束を守らない事、土地の者はよそ者に対して馴染まない事などなど。時間と約束の件だけでもダメな人は多いであろう。だけどメイル氏にとっては何より好きな土地だからそれは確かに悪い点なんだけどまあいいかで済ませられる程度だっただけの事だ。好きなものについて語るときってだってそんなもんでしょう?
今回もとっておきの南仏の話を惜しみなく披露されていて、実は今どうにもこうにもオリーブオイルを買ってきて、薄切りのパンに塗って、トマトをのっけて塩をぱらりと振って食べねば気が済まなくなっちゃって困っている。
仕方ない、明日は買い物に行ってこよう。問題は南仏産のオリーブオイルを入手出来るかどうかだけど、まあせいぜい探してみようっと。
今日は残暑厳しかったので外出の予定も取りやめて、本書でメイル氏の薦める如くプロヴァンスの昼下りの過ごし方に倣って、大きなクッションに凭れてひたすらに本を読む。読み疲れて睡魔の誘いが訪れた時には潔くそれにのり、うたた寝の後また本を読んで一日を過ごした。ふふふ、本読みの人には至福の過ごし方でしょ?
ところで、寝る前に読む本というのはどういうのが最適なんだろう〜?
未だにこれってのが判らない…。
みんな何を読んでいるのかしら??
『プロヴァンスの12か月』『南仏プロファンスの木陰から』はもちろん読んでいて(他にもホテルの話とか犬の話やら贅沢の話も)、メイル氏のイギリス人らしいウィットとぴりっと利いた皮肉は健在。
私は知らなかったんですけど、仕事の関係で4年ほど南仏を離れてアメリカに滞在していたようで、これはプロヴァンスに戻ってきてから書かれた、ただいま、プロヴァンス本。
謂れの無い事をいいふらすマスコミへの牽制球も少し増えていた。メイル氏の書くプロヴァンス随筆を読んで、地上の楽園みたいに思っちゃった人が夢抱いてかの地を訪れて期待はずれてがっかりしたという話は山のようにあるらしい。
裏を返せばそれだけ随筆が素晴らしい出来だったということなんだろうけれども、物事はなんでもいい面と悪い面があって、いい箇所の方を指折って数えてそれが悪い箇所より多ければ好きということなんであって、プロヴァンスの悪い点についてはわざと何も書いてないのだなーんて的外れのご意見もあったよう。だけど読めばちゃんと書いてある、驚いた事、面食らった事、時間にルーズな事、約束を守らない事、土地の者はよそ者に対して馴染まない事などなど。時間と約束の件だけでもダメな人は多いであろう。だけどメイル氏にとっては何より好きな土地だからそれは確かに悪い点なんだけどまあいいかで済ませられる程度だっただけの事だ。好きなものについて語るときってだってそんなもんでしょう?
今回もとっておきの南仏の話を惜しみなく披露されていて、実は今どうにもこうにもオリーブオイルを買ってきて、薄切りのパンに塗って、トマトをのっけて塩をぱらりと振って食べねば気が済まなくなっちゃって困っている。
仕方ない、明日は買い物に行ってこよう。問題は南仏産のオリーブオイルを入手出来るかどうかだけど、まあせいぜい探してみようっと。
今日は残暑厳しかったので外出の予定も取りやめて、本書でメイル氏の薦める如くプロヴァンスの昼下りの過ごし方に倣って、大きなクッションに凭れてひたすらに本を読む。読み疲れて睡魔の誘いが訪れた時には潔くそれにのり、うたた寝の後また本を読んで一日を過ごした。ふふふ、本読みの人には至福の過ごし方でしょ?
ところで、寝る前に読む本というのはどういうのが最適なんだろう〜?
未だにこれってのが判らない…。
みんな何を読んでいるのかしら??
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