ほ、ほぅ。
まずね、クラフト・エヴィング商會ってのは実在するけど架空のものです。なんだそれって?実在するってのはこの本を書いた人がその名前を語っているから、そういう意味で実在する。
けれど作中で出てくるクラフト・エヴィング商會ってのは全くの架空。架空の店が架空の商品を扱う。
なんだ想像かってバカにしちゃいけない、見たことないものばかりですよ、考えた事もないかもね。例えば”転ばぬ先の杖”、”自分をあげる棚”、”先輩風”などなど。
これらの商品がですねぇー、使用方法から使用上の注意まで込みで紹介されているのだ。
私は”おかんむり”がいいなと思っちゃった。怒った時に黙って”おかんむり”を頭にのっけておく。そうすると周りは「あ。こももさんたらおかんむりよ、おかんむり」「なんかすごいおかんむりじゃねー?」なんつってさ遠巻きに見たり、今日は近づかないでおこうなんて思ったりしちゃうんだな。

…だけどこの本にほっとするだの癒されるだの思う人は多分、おつかれさんなんだと思う。

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