エッセイ集みたい、気楽にさーっと読もうぜぃなんて思ったのが大きな間違いだった。SWITCHって雑誌に掲載されていたエッセイを本にしたやつなんだけど、結構昔のなの。
昔っていつって91年発行。時事じゃないから古さは感じないんだけど、本人のあとがき曰く小説家として初めて本を出した頃から今日までの、人生における激動の時期、とあるように激動の重さがあって、軽ーく読みたかったのに堪えちったざんす。つかれた。
正直に書くと、や、この人こんなんでよく生きてられんななんて思っちゃったりしたのです。

は〜、人生って挑むのが最短なんだけど、この挑むって死ぬまで続くんだと思うとそれもうんざりだ。かといって逃げてばかりも居られないし。
友人が一人、近いうちに挑む事になりそうなんです。もう散々逃げてきたらそれ以外に道はないのです。
その挑む時に必要な勇気を想像するだけでこっちまで心が痛むんだけど、それよりも何が嫌ってそんなに勇気振り絞って臨んでもその戦い(?)が最後ではないことです。一戦終わってまた一戦。生きるって戦うことの連続なんだよね。


そんで、今絶大に読みたいのが坪田譲治だ。
風の中の子供とか善太と三平とか読みたいな〜。子供の頃大好きでよく読んだんだけどね。
なんだろノスタルジー?というよりあの雰囲気を味わいたい。

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