大きな古時計の謎/長田 暁二
2005年10月6日 読書
おーおーきなのっぽの古時計ー、の歌の裏話である。いやーこれってさアメリカの歌なんだね、知ってた?
内容はほぼ実話。100年が90年だったくらいの違いだ(それは語呂の関係であろう)更に一個ネタを付け足しておくと、この時計は11:05で止まっていてそれはびったりおじいさんが亡くなった時間なんだって。
そんで幻滅させるので内容は書かないけど、アメリカではこの続きの内容の歌があるんだとさ。もっとも本国アメリカでもあんまり売れなかったらしいです。
で、この本はよく知られた歌に纏わる話をまとめた本なんだけど、ちっとひょえーと思ったのが、あれっすよ、ドナドナ。
ドナドナと売られて行く子牛のあのなんか物悲しい旋律の歌なんですけどこ、この歌ホロコースト(ナチス・ドイツによるユダヤ人大虐殺)を指す内容だったほんとーですか…つまりつまり、売られてゆく子牛はアウシュビッツへ連れてゆかれるユダヤ人を指しているんだそうで、日本語の歌詞では省かれていますが、原詩でははっきりとひきたてられていく先では殺される運命がまちうけている、って書かれてるんですなー。
うーむ、てっきり生活苦な農民が売りに行くんだとばっかり今の今まで呑気に思っていたとです。
だけど、あれだよなー、アウシュビッツは負の遺産だと言われてますけど(ちなみに私はここへ行く事は絶対ないです…いや、多分中に入れないと思う。ドラマでちょっと映ったのを見たことあるけどその時点でもうダメだと思った。あそこに残る空気がやっぱり強烈なんだもの)ドイツという国は本当に大変な歴史を背負い込んだのだなあと思う。
戦争にかかわり、アウシュビッツにかかわった人達も時がたてばいずれは地球上から消えてしまうのに、ドイツって国はずーっとずーっとその事実を背負っていかなきゃならないんだよね。
その時犯した過ちを後世を生きる人達がずっと抱えて行かなきゃなんないわけだ。なんかみんな現世のことしか考えないよね(まあある意味当たり前か)だけどこと戦争といったような大きな国家の決断は、そのツケはほとんど後世の人達が担うんだというような事をさあ〜、やっぱり人類は考えるべきだよね。
などどいうことまでちょっと考えた一冊であった。
内容はほぼ実話。100年が90年だったくらいの違いだ(それは語呂の関係であろう)更に一個ネタを付け足しておくと、この時計は11:05で止まっていてそれはびったりおじいさんが亡くなった時間なんだって。
そんで幻滅させるので内容は書かないけど、アメリカではこの続きの内容の歌があるんだとさ。もっとも本国アメリカでもあんまり売れなかったらしいです。
で、この本はよく知られた歌に纏わる話をまとめた本なんだけど、ちっとひょえーと思ったのが、あれっすよ、ドナドナ。
ドナドナと売られて行く子牛のあのなんか物悲しい旋律の歌なんですけどこ、この歌ホロコースト(ナチス・ドイツによるユダヤ人大虐殺)を指す内容だったほんとーですか…つまりつまり、売られてゆく子牛はアウシュビッツへ連れてゆかれるユダヤ人を指しているんだそうで、日本語の歌詞では省かれていますが、原詩でははっきりとひきたてられていく先では殺される運命がまちうけている、って書かれてるんですなー。
うーむ、てっきり生活苦な農民が売りに行くんだとばっかり今の今まで呑気に思っていたとです。
だけど、あれだよなー、アウシュビッツは負の遺産だと言われてますけど(ちなみに私はここへ行く事は絶対ないです…いや、多分中に入れないと思う。ドラマでちょっと映ったのを見たことあるけどその時点でもうダメだと思った。あそこに残る空気がやっぱり強烈なんだもの)ドイツという国は本当に大変な歴史を背負い込んだのだなあと思う。
戦争にかかわり、アウシュビッツにかかわった人達も時がたてばいずれは地球上から消えてしまうのに、ドイツって国はずーっとずーっとその事実を背負っていかなきゃならないんだよね。
その時犯した過ちを後世を生きる人達がずっと抱えて行かなきゃなんないわけだ。なんかみんな現世のことしか考えないよね(まあある意味当たり前か)だけどこと戦争といったような大きな国家の決断は、そのツケはほとんど後世の人達が担うんだというような事をさあ〜、やっぱり人類は考えるべきだよね。
などどいうことまでちょっと考えた一冊であった。
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