実は読み終えたのは少々前でありますの。
何冊か本があると並読しながら読んだりすることがあるので、ほいほい読み終わったやつから読書日記書いていったら最後になっちゃった、なんでか。
まあ最近はシーズン始まっちゃったから、バスケばっかりに気をとられてたりとかそういうのもちょこっとはあるんだけれど。
うめぼしさんが日記でこの本を読んでいるって書いておられて、これは村上氏が3年くらいヨーロッパで暮らした時のエッセイ集なんですが、その時にダンス・ダンス・ダンスとノルウェイの森が書かれたそうなのんですね、割とそういう背景は知りたがりやなのでうわ、よも!と思って。多分うめぼしさんの日記読んでなかったら読んでない一冊。
私が最初に読んだ村上春樹の本は多分ノルウェイの森なはずなんですね、貸してくれた本好きな人がいて、そんで当時のベストセラーだったんですが読後二人して「どうだった?」「えー別によくなかったー」「そうだよね。あたしもー」で終わりになったという(笑)
今読めばもしかしたら又別の感想が出てくるのかもしれないですけどその予定はなし。それから次に羊をめぐる冒険だったか1973年のピンボールだったか忘れちゃったけどそれを読むまでかなーりの年月が経過し、そこから読むようになったんだからやっぱり最初の一冊は大事だねー。
ちょっと話がそれたけど元に戻します。
エッセイ集としては多分かなり分厚い方に入るだろうと思われるこれは、すごく簡単に書くと、あーこれから人生の折り返しどうやっていこうって悶々としてた日々のつれづれなので全体的にもやっとした感じ。そんで結局もやっとしたまま日本に戻ってくるんですね、村上さんは。
でもそれがね、やっぱりそういうもんなんだろうなあって思いましたですよ。

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