センセイの鞄/川上 弘美
2005年11月29日 読書
かつてこの方の本は確かエッセイかなんかを一冊読んだきりなのでもう全然知らないに等しいんですが、どうも平素お書きになるものからしたら異色な作品の模様。
内容はね、40歳近い女の人と、かつて国語を教わった老齢のセンセイとがゆっくりゆっくりと近づいてゆく恋愛の話。
こういうちょっとづつ詰まって行く話を読むといつも、星の王子様のキツネの話を思い出します。
読み出したら止まらなくなってわーっと読んでしまいました。展開も語り口調も静かな話。
さっき友達からメールがきたのを見たら、大阪に住まう事になりました、だって。夏にも大阪に親しい友達が転勤で行った。サラリーマンだから仕方ないけどみんなほんとあちこちに動いて(自分も人のこと言えないけど)、ちょっと会わないで居ると今どこ?って聞かなきゃいけない感じで、それでもああ、あそこの都市へ行けば○○さんが居るんだなとかあの町には○○ちゃんが居るんだっけって思うのは悪くない。出かけたときの楽しみになるしよく知らない街でよく知った人に会うのは心楽しいもの。
内容はね、40歳近い女の人と、かつて国語を教わった老齢のセンセイとがゆっくりゆっくりと近づいてゆく恋愛の話。
こういうちょっとづつ詰まって行く話を読むといつも、星の王子様のキツネの話を思い出します。
読み出したら止まらなくなってわーっと読んでしまいました。展開も語り口調も静かな話。
さっき友達からメールがきたのを見たら、大阪に住まう事になりました、だって。夏にも大阪に親しい友達が転勤で行った。サラリーマンだから仕方ないけどみんなほんとあちこちに動いて(自分も人のこと言えないけど)、ちょっと会わないで居ると今どこ?って聞かなきゃいけない感じで、それでもああ、あそこの都市へ行けば○○さんが居るんだなとかあの町には○○ちゃんが居るんだっけって思うのは悪くない。出かけたときの楽しみになるしよく知らない街でよく知った人に会うのは心楽しいもの。
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