どうかなーと思う人の本を読むときに短編集から入るのが私のやり方です。いやなに、長編から入ると読むのに時間取られるし、それでハズレだったりするとげんなりしちゃう。
尤も作家によってスタイルがあるわけだから、短編を得手とする人もいるし、長編の方が断然いいという人もいるし(例えば白川道みたいな。この人長編だよね、中篇・短編にはいいと思うもんがない)。
そんで夢枕獏氏なんですが、えーっと昔一回なんか読んだ事があるんだけどその時はあんまりピンと来なくて、今回も実にてきとーに借りてみたら昔のを集めやつのようでした。それでもひっぱってくるネタが独特なのと(なんだろ、この人登山をシュミでやるのかなって思ったんだけど)自然の描写が抜群に巧いので面白く読みました。
かなり昔のらしいんで(つか今はどんなの書いてるんだろー?この路線でいってないことだけは確かだと思う)最近の読んでみたい。ていうか代表作ってなんですか?陰陽師?

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