えーと、困ったな。
がーっと読んではしまったもののどう感想を書いてよいのやらで困惑している。鷺沢氏が存命であったらきっとうん、あなたは日本人だものねって言ったかも、知れない。
…だってわからないのだ(そして、その負い込んだものが何かというのも文中で明言していない、多分文字にするには大きすぎるものなんだろう)
鷺沢さんは日本人だけど1/4韓国の血が入っていて、これは半年ほど韓国へ語学留学した時の話。だけど留学の話とはいっても、学校の話はほとんど出てこなくて、大半が重苦しい葛藤の内容だ。ありがちな言葉で分かりやすく言ってしまうと自分が何者なのかを考えに行った半年間の話といってしまえる。
民族というのは身元のような気がする。同じ文化、同じ習慣を持ち自分が同じ民族として受け入れられて同化していられるもの。それがどっちつかずってのはこんなにも心もとないものなんだなあと、どこをどうつついても日本人以外でありえない自分は思う。
だからほんとはわかんないんです、多分。だけど、ほんの少しだけその感じだけだったらわかる、と思ったのは自分が一所にずっと住んだことがないからかもしれない。その感じってのは自分がよそ者だという感じに自分がかつて経験したことのある感情からいうと1番近い(というよりそれしか当てはめられない)
最長でも10年しか同じところに住んだことがないので、新しい町や新しい土地に行く度にまず、自分ってよそ者だって思う。住んでる土地の自治体に所属して同じように生活しながらもここの人ではありません、というその感じ。

…いかんまとまらん。あとでまた書きます。

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