農場にくらして/アリソン・アトリー
2006年5月7日 読書
お久しぶりの日記になっちゃった。
GWもお終いですねー、私は結構くたばっていただけで終わってしまいました…とほほ。
そしてトドメのようにこの本のレビューを書くという…。
アトリーの自伝的作品だというこれはですねー、最初に旦那さんに見せたところなっちゃないみたいな散々な言われ方をされて、ショックで長いこと仕舞い込まれていた原稿らしいんですが、うん、旦那さんの評は正しい。
スーザンという9つの女の子が農場(が自宅なんだけどさ)で暮らす様を綴ったものなんだけど、これはアトリー自身が実際そういう体験があってそれになぞらえて書かれたのが明白なのです。
なのですが、なんつーか構成も何も無く、ただ自分の積年の思いをですねとりとめも無く書き綴ったというのが的確で、何を云いたいんだかが終始ぼんやりしていて、読むのに苦労しました(その割に結構長いんだ、これが。400Pちょっとあるんだもん)
途中でもうやめようかと5回位思いながらも意地になって最後まで読みました、苦しかったー。他人のとりとめのない話を延々聞かされた感じです…。
と、辛い事ばっかり書きましたがこれがアトリーの原点なのは間違いが無く、ここから沢山の素晴らしい話が出てきたんだあ、とアトリーマニアはまあ読んでもいいんじゃないかと思います。話として読むより、私は途中からイギリスの風俗や風物を知る資料のように読んで乗り切りましたよ、そういう事も詳しく書かれていてそれはそれで興味深かったです、大変。
だけど全編に渡って綿々とづづられる自然描写はやっぱり素晴らしいです(でも読みながら思ったんだけど、この本とかチム・ラビットの本の素晴らしさってのはもしかしたら昨今の都会にしか住んだ事の無いお子様はわからないんじゃないかと思いました。私はがきんちょの頃割と田舎に居たので、アトリーの書く自然の良さってのを身をもってある程度知っているから読んでも尚分かるってのがあるんだけど、こういう事って自身の経験からひっぱってくるものが多いから判らない人はわかんないんじゃないかと思うんだよねぇ……あ、だからピーター・ラビットの方が人気があるの??そーなの?やだー絶対チム・ラビットの方がいいって!)
GWもお終いですねー、私は結構くたばっていただけで終わってしまいました…とほほ。
そしてトドメのようにこの本のレビューを書くという…。
アトリーの自伝的作品だというこれはですねー、最初に旦那さんに見せたところなっちゃないみたいな散々な言われ方をされて、ショックで長いこと仕舞い込まれていた原稿らしいんですが、うん、旦那さんの評は正しい。
スーザンという9つの女の子が農場(が自宅なんだけどさ)で暮らす様を綴ったものなんだけど、これはアトリー自身が実際そういう体験があってそれになぞらえて書かれたのが明白なのです。
なのですが、なんつーか構成も何も無く、ただ自分の積年の思いをですねとりとめも無く書き綴ったというのが的確で、何を云いたいんだかが終始ぼんやりしていて、読むのに苦労しました(その割に結構長いんだ、これが。400Pちょっとあるんだもん)
途中でもうやめようかと5回位思いながらも意地になって最後まで読みました、苦しかったー。他人のとりとめのない話を延々聞かされた感じです…。
と、辛い事ばっかり書きましたがこれがアトリーの原点なのは間違いが無く、ここから沢山の素晴らしい話が出てきたんだあ、とアトリーマニアはまあ読んでもいいんじゃないかと思います。話として読むより、私は途中からイギリスの風俗や風物を知る資料のように読んで乗り切りましたよ、そういう事も詳しく書かれていてそれはそれで興味深かったです、大変。
だけど全編に渡って綿々とづづられる自然描写はやっぱり素晴らしいです(でも読みながら思ったんだけど、この本とかチム・ラビットの本の素晴らしさってのはもしかしたら昨今の都会にしか住んだ事の無いお子様はわからないんじゃないかと思いました。私はがきんちょの頃割と田舎に居たので、アトリーの書く自然の良さってのを身をもってある程度知っているから読んでも尚分かるってのがあるんだけど、こういう事って自身の経験からひっぱってくるものが多いから判らない人はわかんないんじゃないかと思うんだよねぇ……あ、だからピーター・ラビットの方が人気があるの??そーなの?やだー絶対チム・ラビットの方がいいって!)
コメント