んー、なんだ?取り留めがねぇーなあと思ってあとがきを読んだらなるほど。解説などに書いたものやらエッセイを一まとめにしたものだそうだ。
まあそれでもなかなか面白かったけれど、後半が歌舞伎の脚本を書いた時のあれやこれやの話が延々と続いて、もうこれ関係はたんまり読んでいたので少々うんざりしたですがこれは明らかに個人的見解です…いや、それを差し引いても(絢爛たる鷺とか読んじゃってるからさあ)ちょっとうんざりかな、でもまあしゃーないか。
だけどそんなのもふっとばす事実を発見した。「瑠璃の方舟」に出ていた河野という真剣師って実在の人物をほぼそのまんま持ってきたんだーってのがこの本を読んで判った…!
だって経歴もどんぴしゃなんだもの。小池重明っていうそれはそれは強かった人がモデルですよ。間違いねぇぜ。で作中では将棋好きなどっかの社長がスポンサーになっていたけどそれは団鬼六です。
どーもマニアなところがあるのでこういうの発見すると嬉しくてしょーがねぇっすよ・笑

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