手のひらのトークン/安西 水丸
2006年6月18日 読書 コメント (6)
ずっと前から読もう読もうと思いつつ忘れていたのをやっとこさ読んだ。
1960年代もお終いの頃、勤めていた電通を辞めてニューヨークで働いた1年ちょっとの間のことを90%の真実で書いたもの。誰でもがそうだった、自分がなにものでもなくて、何も持たず、霧の中を歩くような掴み所のなさをまるで昨日あったことのように20年後に生生しく綴ってしまうところに驚いた。あーこういう気持ちは忘れたくないなあと思った(まあ、この本読めばいつでも思い出せるんだけどね)
1960年代もお終いの頃、勤めていた電通を辞めてニューヨークで働いた1年ちょっとの間のことを90%の真実で書いたもの。誰でもがそうだった、自分がなにものでもなくて、何も持たず、霧の中を歩くような掴み所のなさをまるで昨日あったことのように20年後に生生しく綴ってしまうところに驚いた。あーこういう気持ちは忘れたくないなあと思った(まあ、この本読めばいつでも思い出せるんだけどね)
コメント
聞いたこともなかったのだな。
今期、そっち方面はまりそうなので要注意なのだな。
ようやくやんわりと読書の世界に戻りつつある。ただいま!みたいな。
えーそんでしばらく日記を書いてないんですがゲドを実はこそっと読み進めています。今4巻まできました。
いやー、これうめぼしさん好きだと思うなー!
書いてないから読んでるんだろうなと。
グイン・サーガは読み返しているけれどやっぱり面白くて、
どこがと聞かれると、
読者の想像力におまかせするなんてほったらかしじゃなくて、
細部まできちんと栗本さんのグインの世界が描かれているところが良い。
そんで、グイン・サーガってその100巻以上あるやつですか?こないだ道歩きながら次其れ読みたいなあって思ってて、でもちょっと待てよ、100巻っていったら、月に5冊のペースで読んでも20ヶ月じゃんかーーと気がついて青ざめました。
ああっなんでもっと早くから読み始めようと思わなかったんだろう!
あ、それとも読みやすいですか?するするっと読めちゃう??
困るよねぇ。
もの凄く激しく努力して一日一冊読んでも100日かかるなんて信じられん。
その分それだけの幸せの時間があると思いたい。
多分…ある程度は飽きると思う。
1巻から30巻とか勢いで全部買ってしまって、
後半精神力の下降とともに流し読みしてしまう漫画のように。
とにかく最初の5冊くらいは細かな文章とは裏腹にするすると読めるはず。
とても日本人が書いたファンタジー小説とは思えない。
(しかし100冊以上というともはや、相当な覚悟で臨まないと途中で挫けそうですよな・笑 いっそのことグイン・サーガを最後まで読む会とか作っちゃって、皆で励ましあいながら読むとか!)
今日はゲドの最後の巻が手元にやってきました。まだ5巻を読みかけなんだけど、なんだか感慨深いです。