本を送りませぬか？

うわー、ご無沙汰ですー。いやいや暑いっすね。
一ヶ月ぶりくらいでしょうか。ははは。いやこの間何してたかと言いますと、ゲド戦記を6巻全部読んだよ！レビューは近日中にでも書ければいいかなあ。

今日はちょっと違う話を。以下は新聞記事の抜粋です。

＜福島・矢祭町＞新設図書館の本、寄贈呼び掛けしています

福島県矢祭町は、本の購入予算ゼロでの図書館建設を目指し、全国から本を募集することを明らかにした。町の所有図書7000冊以外は寄贈に頼る。根本良一町長は「本が死蔵されているのはもったいない。町の自立の助けともなる」と協力を呼び掛けている。
　町には現在図書館がない。昨年実施した町民アンケートで、図書館建設の要望が多かったため検討を始めた。建物は老朽化した武道場を1億2500万円で改築し、約3万6000冊分のスペースを設ける予定だ。しかし、町に新たに図書を購入する財源はなく、根本町長が寄贈を発案した。
　町によると、本の種類は問わず、送料は送り主に負担してもらう。廃棄せざるをえない場合は町が処理する。寄贈者には町から礼状を送るほか、図書館に名前を明示して感謝の意を表す。
　　本の送り先は、〒963―5192　矢祭町小田川春田16の1、矢祭町山村開発センター。問い合わせは同町自立課（0247・46・4575）。

要らない本とか置き場に困ってる本とかブックオフで叩き売るのも悪くはないと思うけど（でもさーせっかく買った本がこんな小銭？ってのは悔しいし惜しいし、だったら）こういう風に活用して貰えるのは善行した気分にも浸れるしなかなかいいんじゃないかなー？
私も本を見繕ってみる予定でございますよ、なんか送ってあげたいなあ。日頃図書館にお世話になってる一人として。
ちなみに矢祭町ってのは、こんな町だ。なかなか骨太な町ですね。
福島県最南部、茨城県境にある人口約7千人の過疎の町。1953年の町村合併促進法の施行で隣接3村が合併して誕生したが、その際に混乱が続いたことや、県境にあり合併しても新自治体の中心にはなれないことなどを理由に2001年10月、町議会が全国で初めて「合併しない宣言」を可決。02年7月には全国の自治体で初めて住民基本台帳ネットワーク不参加を表明した。