杉浦さんだったらやっぱり江戸ものだろうと思っていたのに、どういうわけかこの本を買ってしまった。
オヤツの写真入りなんだけど、こういうのに付きがちなエッセイじゃなくって短いお話が添えてあります(オヤツの薀蓄を語ってないとこがいいネ)。最低限の状況説明で、残りを全部会話で補う会話主体の話の中に必ずこのオヤツがさらりとメインになったりほんの端っこだったりで現れてて、だらんとしながら読むには快適な一冊。

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