寝しなに読むのに最適な本ってのをずーっと探しています。が、意外とこれぞってのがないんですな…。
軽いエッセイの類を好んで読むのはそれがどちらかと言えば寝しな向きだからだと思うからで。
で、ムーミンの本は眠る描写が多いので寝る前に読むのに向いているという話を聞いて読んでみる事にしました。

ちっちゃい頃からムーミン好きで、大人になってもやっぱり好きなんですが色々知らずにいたことを発見。
作者のヤンソンさんって画家なんだ。しらなんだ。なーるほど、やっぱり本の挿絵って書いた本人がつけるのが1番だよね。
そして更に意外だったのが、このムーミン谷の彗星の話がムーミンの本としてシリーズで出された1番最初のものだってこと。
この本は彗星が落ちてくるから世界が終わってしまうよ、という噂を聞いておさびし山の天文台までムーミン達が確かめに行って、自分達の谷に苦労して戻る話なんですがこういうのが第1話とは…。
たのしいムーミン一家が日本では最初に紹介されたみたいですが、出版順序からすると逆なんですね。
ヤンソンさんの挿絵が実にいいムーミン第1巻でした。全巻読むつもり。眠れる本は何巻目だろう。

コメント

うめぼし@塩分控えめ
うめぼし@塩分控えめ
2006年9月7日22:29

ムーミン良いよね。
ヤンソンさんがすみっこの方にちょこちょこっと描いてたようなキャラから進化したんだよね。
ムーミン谷の彗星って、スナフキンとも一緒に天文台に行くんだっけ?スナフキン最高。
なんか竹馬に乗ってる挿絵があって雰囲気良かったような。
なんでムーミンって読んでて、あんなにフワフワってか、
モワモワってか、ボヨヨーッンってか、
んー、ノスタルジックってか、
不思議な心地が字間から滲み出てるのだろう。

こもも
こもも
2006年9月8日0:04

ムーミン、良いですねー。
スナフキンも一緒に行きますよ(私もスナフキン好き)
竹馬は、彗星が近づいてきて干上がった海を越えていくのに使うんだけど、長い竹馬に乗ってる絵がなんともファンタスティックなんだよねー(ちょびっとダリの足の長いキリンを連想しちゃった)
彗星が衝突するってんでみんなが逃げ惑うのに、ムーミンたちだけはムーミン谷の自分ちを目指すんですよ。とに角帰らなくちゃって。パパとママが居るんだから、帰ればなんとかなるって。そういうのがいいなーって思いながら読みました。
考えてみればこんなに有名なのに原作全部読んでなかったんだよね〜。絶対全部読む!
うめぼしさんアジアもの立て続けに読んでますね、どれも面白そうですね。
涼しきなってきたから読書も気持ちよく出来る様になりましたよね。