司馬遼太郎記念館

行ってまいりましたよ、司馬遼太郎記念館。
前回大阪に行った時には、記念館はまだ出来ていなかったので、司馬さんのご自宅の前を通っただけでして、その時は静かな佇まいの御宅だなあと思っただけで個人のお宅ですしそそくさと通り過ぎただけだったのですが、今回は記念館になっておりましたからね、詳細を報告いたしますよ。
記念館は、司馬さんのご自宅に隣接して造られております。入館料大人500円也。年配のボランティアの方々がスタッフとしてお迎えして下さいましたが、皆さんにこやかで楽しそうで、ああ司馬さんのファンの方なんだというのが一目でわかりました。
入り口の券売機で券を買うと、司馬さん宅の庭を抜けて記念館に入りますが、真っ先に目に入るのが庭に面して設えられた仕事部屋です。
生前庭を眺めながら執筆をされたそうで、ガラス張りなので、よーくみえます。い、いきなり司馬さんの書斎が…！と興奮する私でした。いや、するよね？
お庭を抜けるとモダンなガラス張りの通路を通って、記念館内に入ります。記念館の中は、とても天井が高い造りになっているんですが、地階から天井まで吹き抜けでぎっしり本で埋まった大書架と、ホール、それと売店です。書架の本は触れません。雰囲気をお楽しみくださいという事ですね（あと私物も少し展示されていますよ、愛用の万年筆とか懐中時計とか）書架に並んだ背表紙を確認するだけでもなにやら感慨深い気持ちになります。私は最近司馬さんの本を読み始めたばっかりですが、この人んちには図書館があるんじゃないの、でないとこんなの書けないよねって思っていたのでこの書架を見たときになるほど！と思ったんですがここにあるのはほんの一部と知って更に驚きました。
ホールでは司馬さんが出演された番組の放映と、出口近辺に置いてあるモニターでは書斎の様子を丁寧に録画した映像も見られます。
ファンの方なら楽しめると思います。

ちょっとレア情報があるんですが…秘密日記の方だけに！